
欧州セッション:
欧州市場の主なイベントは、イングランド銀行(BoE)と欧州中央銀行(ECB)の金融政策決定となる。
イングランド銀行(BoE)は政策金利を25ベーシスポイント引き下げ、銀行金利を4.00%から3.75%に低下させると広く予想されている。市場コンセンサスでは、ベイリー総裁が今回はハト派側に加わり、5対4の僅差で利下げが可決されるとみられている。今回の会合後には記者会見は行われないが、投票結果の分かれ方やフォワードガイダンスにサプライズがないか、トレーダーは注視すべきである。
一方、欧州中央銀行(ECB)は政策金利を2.00%で据え置くと予想される。経済見通しの更新が予定されており、成長率とインフレ率の予測値が上方修正されるとみられる。にもかかわらず、ECBが最近のデータ依存型アプローチを変更する可能性は低い。これは、事前に定められた利上げ経路を約束せず、会合ごとに判断を下す方針を指す。
アメリカン・セッション:
米国市場のハイライトは、最新の米国消費者物価指数(CPI)報告書の発表である。
消費者物価指数(CPI)の前年同月比は、前回予想の3.0%から3.1%に上方修正される見込み。前月比は0.3%で横ばいと予想される。コアCPIの前年同月比は前回予想と同水準の3.0%と予測され、前月比は0.2%から0.3%へ小幅に上昇すると見込まれる。
10月の政府閉鎖に起因する問題から、今回の報告が先日の非農業部門雇用者数報告と同様に、不安定あるいは「混乱した」市場反応を引き起こす可能性があるとの見方もある。しかし、トレーダーはむしろ、このデータが連邦準備制度理事会(FRB)のタカ派メンバーにどのような影響を与えるかに注目するだろう。
最近の失業率は4.6%と、FRBが年末に予測した4.5%を上回っているにもかかわらず、インフレ率は一貫してFRBの予測を下回っている。2025年については、FRBはコア個人消費支出(PCE)インフレ率が3.0%になると予想している。これは労働市場が、予想より早い利下げの可能性を示唆していることを示唆している。
したがって、本日のCPIデータが予想通り、あるいは予想を下回る結果となった場合、市場はよりハト派的な姿勢を示す可能性がある。軟調なインフレ数値は、タカ派的なFRBメンバーに早期利下げ支持を促すかもしれない。逆に、予想を上回る結果となった場合、長期的な見通しへの影響は限定的だが、短期的な市場心理を圧迫する可能性がある。
オリジナル・ソースジュゼッペ・デラモッタ(investinglive.com







