
2025年11月、中国の住宅市場は引き続き弱含みの兆候を示し、新築住宅価格は前月比0.39%下落した。これは前月の0.45%下落から小幅な改善となった。 前年同月比では新築住宅価格が2.4%下落し、前月の2.2%下落から下落幅が拡大した。一方、中古住宅価格も前月比0.66%下落し、前月と同水準の下落となった。
不動産価格の継続的な下落傾向は、自己増幅的な循環を反映している。価格が下落を続けるにつれ、さらなる下落を予想した潜在的な買い手が購入を控えるのだ。多額の負債を抱える不動産セクターは、依然として中国経済にとって大きな足かせとなっている。それにもかかわらず、景気刺激策と予想外に堅調な輸出が、経済的課題に対する一定の相殺効果をもたらしている。
最近の動向としては、中国が週末に戦略的優先事項の資金調達を目的とした超長期債の発行を発表したことが挙げられる。さらに、中国万科は2億8400万ドルの債券支払いの延長を確保できず、わずか5日間の猶予しか得られなかった。
今後の見通しとして、トレーダーは2025年12月15日(月)のアジアにおける経済イベントが集中する週に留意すべきである。これにはオーストラリア準備銀行(RBA)の発表、日本銀行(BOJ)の短観調査、さらに中国の経済指標発表が含まれ、いずれも市場動向に影響を与える可能性がある。
オリジナル・ソースイーロン・シェリダン(investinglive.com







