中国は水曜日の基準レートを市場予想を大幅に下回る水準に設定し、約3年ぶりに人民元の最近の切り上げ傾向を抑制する意向を示した。 中国人民銀行(PBOC)は人民元を1ドル=7.0733元と設定。これはモデル予測値7.0554元を約170ピップス下回る水準だ。2022年2月以来の最大乖離幅となり、中国に対する市場心理が改善する中、通貨高を抑制する意図的な措置を示唆している。
人民元は心理的に重要な1ドル=7元台に向けて着実に接近している。この上昇は、トランプ大統領と習近平国家主席の電話会談後の米中緊張緩和や、トランプ氏の来年中国訪問の見通しに支えられている。加えて、リスク選好の改善、中国株式への新たな資金流入、そして米国の財政懸念に一部起因するドル安基調が相まって、人民元高を後押ししている。
人民元が2020年以来の年間最高値更新ペースで推移する中、最新の基準レート設定は、中国政府が上昇ペースを鈍化させる方針を示唆している。このアプローチは、輸出競争力を維持しつつ国内の流動性状況を管理することを意図している可能性が高い。
外国為替トレーダーは、中国人民銀行(PBOC)によるさらなる介入やシグナルに注意すべきである。こうした動きは人民元のボラティリティや取引機会に影響を与える可能性があるためだ。
オリジナル・ソースイーロン・シェリダン(investinglive.com





